たこーすきーの徒然日記

~とある小さな町役場に勤める”たこーすきー”が、日々感じたこと、考えたことを徒然なるままに書きとめます~

食品ロス

こんにちわ。
幼い頃、食事の時には茶碗にひと粒残さず綺麗に食べてからおかわりをするようにしつけられた、たこーすきーです◎
 
 
大学生になりたての頃、生まれて初めてアルバイトをした時の話です。
 
大衆居酒屋でアルバイトを始めました。
高校時代は部活に明け暮れていたので接客なんてやったことがなく、料理や飲み物をお客さんに差し出すだけでとても緊張していたのを覚えています。
 
お客さんが退店したら席を綺麗にして厨房に食器などをさげるのですが、先輩から
『お客さんが余した残飯はココに捨てて』
と指さされた場所を見て驚きました。
 
自分の腰ほどの高さがある大きなポリバケツいっぱいに、残飯が押し込められてるんです!
 
幼い頃から、食べ物を残さないのはもちろん、おかわりする時にも器を綺麗にしてからご飯を盛るようにしつけられてきたワタシにとっては、衝撃的な光景でした!
 
居酒屋で働いてる店員達も、平然と次から次へと大きなポリバケツに残飯を放り投げていきます。
 
まぁ、勤務初日だったのでその衝撃をいつまでも引きずる訳にもいかないので、その後は淡々と勤務しましたけどね。。
 
 
でも、退勤して家までの道中でまたあの衝撃が蘇ってくるんですよ。
 
『お客さんが自分で注文したものなのに、どうして食べずに残すの⁈』
『自分たちが食べられる分だけ注文すればいいじゃん!』
 
 
注文した食べ物を残していくお客さんが少なからずいること。
そして、それがあんなに大量の残飯になって、しかもその状況が平然と受け入れられていること。
 
自分にとってはとても大きな衝撃で、しばらく興奮状態になっていたくらいです。
 
世界には飢餓で苦しんでいる人達がたくさんいるのに、日本人はいったい何をしてるんだ!
って思いでしたね。
 
その食品を作るのに携わった人達にも失礼なことですよね。
 
 
 
 
でも悲しいことに、最初はそんな風に感じていた自分もその状況になれてしまって、大量の残飯を前にしても違和感を感じないようになっていました。。
 
これって決していい事ではないんですけどね。。。
 
 
そろそろ1歳になる娘がいます。
食事に対しては当然自分がうけた躾と同じようにすると思います。
『おかわりする時であっても、綺麗に食べきってからご飯を盛るんだよ』 ってね。
 
でも、大量の残飯を目の前にしても、あのバイト初日の頃のように考えなくなった自分であることに、なんだか後ろめたさを感じてしまいます。
 
 
食事は変わらず残さずに食べること。
冷蔵庫の中の食材を無駄にしないこと。
 
当たり前のことを当たり前に、ね◎